駒大苫小牧の「不祥事」とやらに呆れました。
明徳義塾のときにも書きましたが、こういうことで全てが連帯責任になることそのものがおかしい。ましてや明徳のときのように生徒間の問題あるいは生徒自身の問題ならとにかく他の子達には原因すらも何の関係もないじゃないですか。しかも夏で引退する3年生・・・処分があった場合、後輩にイヤすぎる置き土産だな。
明徳の件があった直後で公式な処分を求めて言い立てれば同じことになるとわかっててそうくるか!って気分です。泣き寝入りしろとは言わん。だけどめっちゃ個人の問題だと思うんですが。何がしたいんだろう、この親。
「あごが外れるほど」殴ったのは明らかにやりすぎですけど、実際、高校生くらいの運動部の指導で指導者が子供に全く手を上げずに済ませることは理想論どころか妄想に近いことだと思います。無意味なシゴキや理不尽な体罰が恒常的に行われていたと言うのなら文句を言うのも当然だと思うんですけどもね。
親も情けないけどこの被害者の子供もなんだかなぁ。8月の「体罰」は甲子園に遠征中の宿舎内で行われたのに、そのすぐ後に親から苦情が入ったってことはこの子が親に電話かなにかで報告したってことでしょう?高校生にもなって情けない。まぁご飯三杯は人によっては確かに食べられんとも思いますが(高校生男子には釜ごと喰いそうなヤツもおりますが。物理的にムリな子もいるでしょう)。
ところでこれだけの騒ぎになれば件の生徒は転校するしかなくなると思うんですが。学校に居たって針の筵だろう。つか処分の内容次第では道内にも居れないだろうなぁ。高3の秋に学校変わるのはかなりつらいかと。親はそういう予想はつかんかったんでしょうかね。